おひさまあはは@イギリス時々スペイン

イギリス在住。スペインハーフの息子のマルチリンガル育児にゆるーく楽しく挑戦中。

シュタイナー教育とレッジョ・エミリア

先日先輩ママからお下がりの育児本をいくつかいただいた中に、シュタイナー教育に関するものが数冊あったので思わず夢中になって読んでしまいました。


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そういえば息子が生まれる前は、「子供にとってはそこらにあるものが全ておもちゃになるんだから、おもちゃ屋さんに売ってるようなおもちゃはいらない!もし買うとしたら温かみのある木のおもちゃとかがいい!」なんて理想を語っていたのを読みながら思い出しました‥。(床に散乱する働く車たちやキャラクターグッズを見ながら遠い目‥(ー_ー))

 

でもやっぱり、プレイグループなどでパズルが上手になったらうちにも置こうかなとか、この子は音楽好きだなと思ったら楽器セットを、ってしてるうちに色々増えちゃうんですよね💦まぁその子の発育と興味に合わせたものをタイミングに合わせて与えてる、って言うと聞こえはいいかもしれないけど。環境のことを考えて(もちろん家計的にも助かるので)うちはいただき物以外のおもちゃは全て中古品でまかなってるので、罪悪感なくどんどん増やしてるってのもあるかも。使わなくなっていったものはどんどん売ったりチャリティに回したりと循環させていかないといかないとなぁ。

 

さて話はシュタイナー教育に戻りますが、こどもをのびのび育てたい、というコンセプトにはとても共感できたし、自然の中で自然のリズムでってのももちろん分かるし参考になったのですが、完全にのめり込むにはちょっとストイックすぎて私には無理かも‥(^_^.)という印象。

 

まずテレビを見せない、というのが厳しい‥。うちは3カ国語環境なのでテレビからの学びは結構重要だと思っています。(主にセサミストリートスペイン語、Paw Patrolを英語、アンパンマンを日本語で見てます。)そこからボキャブラリーを得た、って感じはないけど、日常で聞いたことのある単語がテレビにでてくると嬉しいし安心するみたいで、特にパパが仕事中で寂しくなるとセサミストリートを見ながらスペイン語で独りでぶつぶつ言ってたりセリフを繰り返したり。復習に役立ってる、という感じです。それに子供がTV見てるオアシスタイムなくしていつ家事するんですか?笑

 

自然のままに、ってコンセプトも素敵だけど、せっかくある文明の利器は賢く取り入れて行きたい。おもちゃもしかり。別に木じゃなくても機関車トーマスが好きならトーマス買ったらいい。昔は子供にキャラ物は与えたくない、って思ってたけど、今はそれでその子がテンション上がってウキウキになれるならいーじゃない、って思えるようなりました。キャラクターが全面についた特大バッグも愛用してます。(^_^.)


子供を持つ前に立てた理想なんて、その通りに行くことの方が少ないですよね。笑 でもいーじゃない、母になる前の私、ほんとに何も子育てについて知らなかったんだもの。

 

とか色々考えていたら、息子が通う予定の近所の自然派ナーサリーも、もしかしてシュタイナーなのかな??とふと思ったんです。(このナーサリーについては過去のブログから)

https://moeka99.hatenablog.com/entry/2018/06/09/013857

子供の自由さを大切にするコンセプトとか、自然の中で遊ぶカリキュラムとか、なんだか思想が近いものを感じる‥!と思いウェブサイトを熟読してみると‥。


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レッジョ・エミリア

という教育方法だそう。違ったー。

ってゆうか初耳です。どうやらイタリア発祥の模様。日本語での情報はあるかな?と思って調べてみると、結構出てきました。日本で人気あるのかな?

「レッジョ・エミリア・アプローチ」は、イタリアのレッジョ・エミリア市発祥の幼児教育実践法。個々の意思を大切にしながら、子どもの表現力やコミュニケーション能力、探究心、考える力などを養うのを目的としています。1991年に”世界で最も優れた10の学校”に選ばれた学校が実践していたことから、世界的に有名になりました。

 

とのこと。こどもと大人は対等、というコンセプトから、日常的にこども達で話し合ったり行動したりする場を多く持って、こどものやりたいことを尊重し先生はあくまでサポート役に徹するのが役目だそう。 

またドキュメンテーションというのもがあり、日々の生活を記録しようという試みで、先生と子どもの会話をはじめ、制作した作品まで日常生活の様々な出来事を保育室などに展示するそう。(そういえばそんなの貼ってあったような‥。)こうすることで、子どもは日々の生活を振り返りながら生活し、次に活かしていけるのだとか。

 

シュタイナーしかり、モンテッソーリとか、色んな教育方針があるんだなぁと感心しつつ、どこにもどっぷり浸からずにいいとこ取りしてゆるーく行きたいなと言うのが本音です。笑

ぶっちゃけ楽しんで通ってさえくれればどこでもいい。方針とかやり方よりも、どんな先生や友達に出逢って影響されていくかの方が大切だと思うし、それって運とか縁でしかないと思うから。

 

でも通うことになってるそのナーサリーは、息子も私達がいるのを忘れてるかのように夢中で遊んでいたし、大人が見てもワクワクする空間だったので、やっぱりきちんと指針があってそれに沿って徹底してあるところは魅力が生まれるんだなぁと思ったのでした。

 

まぁ、来年Brexitもあるし生活にどこくらい影響するか分からないし、来年ここにいるかも分からない身の上なんですけどね!笑

色々調べてみて勉強になりました✨

 


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のびのび育て〜🌸