おひさまあはは@イギリス時々スペイン

イギリス在住。スペインハーフの息子のマルチリンガル育児にゆるーく楽しく挑戦中。

70歳違いのお友達

息子は下の階に住むおばあちゃんが大好きです。

アンティー・ジャン(ジャンおばさん)と息子が呼ぶ彼女は、今年70歳で長年勤めたBritish Motor Museumを定年退職したばかりで、今は週3回スイミングに通ったり、お友達と食事に行ったり退職後の生活を多いにエンジョイされています。そんな優雅なお一人様ライフに、テロリストアタックのように突然上がり込むのが上の階に住む私達。笑 大抵いつも息子が急に「アンティージャン!アンティージャン!!」とコールを始めるので、いつも突然ドアをノックすることに‥。

彼女もお風呂に入っていようがご飯を食べていようが、「Harry (息子の愛称)の訪問以外に大事なことなんてないからいいのよ」と受け入れてくれる優しさに甘えてしまっています。笑 

 

それなのに、毎回お邪魔するなりキッチンに直行し、ビスケットをねだる息子。笑 さらに牛乳まで出してもらい、それだけのために来たみたいで母はいつも肩身が狭いです(;´∀`) が、アンティージャンはイヤな顔ひとつせず喜んで追いかけっこしてくれたり、手遊び歌を教えてくれたり(Round Round a garden like a Teddy bear. 1 step 2 steps Tickle under there!の脇コチョコチョ遊びが息子のお気に入り)、ひたすら構ってくれるので息子もすごく懐いているのです。

 

そして息子にとっては唯一英語でガンガンしゃべりかけてくれる身近な人でもあります。

今まではずっと、イギリス人にも構わずスペイン語で話しかけていた息子ですが、昨日ついに、どうやらアンティージャンは違う言語を話すようだぞ?と気づいた模様。今までのお返事は「Si!!」だったのに、急にはにかんだように「ん、」と肯きたいけどなんと言っていいか分からない、という様子だったので、「アンティージャンにはyesって言うんだよ」と言ってみました。するとそれから「yes!」と言えるようになりました。

しかもその後テレビに写っていた車でを指さして「Car」、と発音し私達を驚かせました。確かにここでよく時計が埋め込んである小さな車で遊ばせてもらっていて、「That's Auntie Jan's Car」などと彼女が話しかけていたのですが、第三言語として理解しているとは思ってませんでした。

 

その後家に帰ってその話を旦那にしていると、横から息子が「Papa Coche, ママ くるま、 Auntie Jan Car 」と誇らしげに旦那に報告し、旦那から歓喜の抱擁。ぎゅー!!!❤️❤️

 

やっぱり分かってないようで聞いたことは頭の中でちゃんとストックされてるんだなぁ、と感心。そしてハルトが??な顔してても、彼女が全然息子の言ってることが分からなくても変わらず可愛がってくれるアンティージャンに大感謝です。


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写真はタダ券をいただいてお邪魔したアンティージャンの元職場、British Motor MuseumにてMini Cooper給油中。色んなレトロな車たちがあって面白かったです!